何度もライブへ通い、チェキを撮り、差し入れを続けるうちに顔を覚えてもらう。ここまでは地下アイドルと常連ファンの話としてありそうなのに、その近さがそのまま危うさへ変わっていくのがこの作品で一番印象に残るところです。
ライブ終わりの出待ちにも笑顔で応じていたKちゃんですが、その対応を境に、ファンとアイドルという距離は一気に壊れていきます。公式説明では薬物によって意識が朦朧とした状態にされ、本人の同意がないまま行為が続くため、楽しそうな交流から始まった冒頭との落差はかなり大きめです。
最後まで残るのは、アイドルらしい笑顔よりも、その「近さ」を一方的に利用されてしまった後味の悪さ。地下アイドルとファンという関係を、かなり暗い方向へ振り切った一本です。
Kちゃん(bskc108)が合う人|おすすめできるタイプ
- 地下アイドルを題材にした作品を探している人
- アイドルと常連ファンの距離感が物語の中心になる作品が気になる人
- 明るい恋愛ものではなく、危険な方向へ進む展開を扱った作品を探している人
- ファンとの距離の近さが裏目に出るような題材に興味がある人
- 薬物使用や同意のない行為を含む重い内容であることを理解したうえで作品を選びたい人