騒がしい歌舞伎町を抜け、静かな住宅街を一人で歩く女性。
ラフな格好で深夜の買い物をこなす姿からは、彼女の飾らない日常と一人暮らしの風景が浮かび上がります。
しかし、母からの電話に寂しそうに微笑むその純朴な振る舞いに、獲物としての危うさが際立ちます。
都会の洗礼を浴びることも知らずに過ごす彼女の無垢な美しさを、強引に壊していく背徳的な展開が魅力です。
丁寧な生活で整えられた肢体が、経験のなかった快楽に震え、逃げ場のない責め苦に陥っていく。
彼女の純真さが崩れ落ちていく瞬間のコントラストを存分に味わえる一作です。